独身率の割合は、年々増加傾向にあり、
50歳時の未婚の割合は、男性約23%、女性約14%になっています。
(国立社会保障・人口問題研究所、人口統計資料集2020より)
独身でいる理由は人それぞれだと思いますが、
共同生活は窮屈に感じるけれど、何かあったときに支え合えるパートナーは欲しいと考えている人もいると思います。
そんなときに「共生婚」という言葉を知りました。
共生婚とは、どういった結婚スタイルなのか、共生婚に向いている人、をまとめてみました。
共生婚とは
一緒の住まいで別々のライフスタイル
正式に入籍して住まいは一緒ですが、部屋や食事、お金の管理などは別々で行うスタイルの結婚生活です。
共同生活を送るというよりは、各々のライフスタイルを確立し、お互いに干渉しない程よい距離感でいることができます。
男女関係というより異性の友情関係
2人の信頼関係の上で成り立った「異性の友達」のような関係です。
大切な存在だし、尊敬もできる。でも男女関係とはちょっと違う。
そしてお互いのライフスタイルに干渉しない。
肉体関係の有無はそれぞれだと思いますが、基本フラットな友達のような関係性です。
何かあったときは支え合う
保険金の受取、手術の身寄書など、何かあったときにはお互いに支え合う。
だからこそ共生婚であっても、本当に信頼し合える相手、大切に思う相手である必要があります。
共生婚に向いている人
異性の友情関係もありと考える
仕事や趣味を充実させているので、同性だけでなく異性との繋がりも多いと思います。
相手がどういった交友関係があるか深く考えない。
基本1人が好き
誰かに干渉されることが嫌、自分の時間やお金を大切にしたい、という価値観を持っています。
相手に依存しない
相手が何をやろうが、相手は相手、自分は自分、と割り切れることが大切です。
相手に「何かして欲しい」と思っても、こういった関係性では返って来ないことが多いです。
まとめ
一見クールに見えますが、本質的には信頼関係で繋がっていること、これが共生婚に必要なことだと思います。
そして、共生婚は今後増えていく結婚のあり方になりそうです。
基本は1人でやれる。でも何かあったときは協力する。
人生の選択の仕方が多様化している今、「血縁関係重視」以外の結婚も一つの選択肢だと思います。
独身でいることや、子どもを持たないことに対する、周りの目もあると思いますが、どのような人生を歩むか、どういった人生が心地いいか、は人それぞれです。
誰かにとやかく言われようが、自分が思う道を選ぶことが大切です。
コメント